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移動の援助パターンの確立と車椅子の積極的利用

社会参加をするには、移動できることが条件です。介護援助にあたっては、福祉用具を使って移動を確立する技術を習得する必要があります。早期から離床への段階的な援助が必要で、ベッドで上半身を起こす、端座位にする、つかまり立ち、車椅子に乗るなどの動作の援助をします。外出できれば、同じような障害を持つ人々の集まりや、機能回復訓練に通うなどの社会参加ができるようになるので要介護者本人が精神的な積極性も増しますので、進んで移動に関する援助をしましょう。

移動の援助パターンの確立
信頼関係の確立とともに、利用者の生活に離床行為が定着するよう今後の希望を尊重した離床方法を確立します。そして生活の発展に向けて利用者、家族介護者と意見交換を進めましょう。車椅子を購入するための具体的な手続をし、車椅子での移動ができるようにしましょう。要介護者に日中はテレビを見せて、夜間に睡眠が取れるような生活のリズムを作り、介護者も夜間に休めるようにしましょう。このようにして援助のパターンを作りましょう。

車椅子の積極的利用
要介護者の専用室が2階にある場合などは外出が困難です。外出を好まない場合でも居室内での離床が定着した段階で通院時は車椅子を使用し、外出の機会を多くしましょう。目的を通院以外に向け、要介護者の離床による生活の満足度を家族にも理解してもらい、居宅外での車椅子の利用法も考えましょう。