移動と離床の必要性と意義
移動の必要性と意義
移動することは、目的を持って意図的に、今いる場所から違う地点に動くことを言います。一口に移動と言っても歩行による移動、杖歩行による移動、車椅子による移動など、必要とする移動手段はさまざまです。要介護者の状態により移動手段を選びましょう。歩行や移動ができることによって自分でできることも増えてきます。それが要介護者の自信の回復、生活意欲の向上につながり、生活範囲が広がることもあります。移動は、その人らしい生活を実現する第一歩と成り得る重要なことです。
離床の必要性と意義
離床には身体的・精神的に多くの意味が込められています。早期に離床し、生活を広げ、自立を促進する方向で援助を進めましょう。そして介護者のとっては負担のない介護動作にするために、離床は多くの意味をもっている大切な援助の一つなのです。一旦寝たきりになると自立性を喪失し、人間としての尊厳を守ることが危うくなります。寝たきりになることにより急激に体力や機能が低下するため、外出や社会活動に困難をきたします。介護者は、介護技術とともに症状や気持ちのとらえ方を同時に身につけ、無理なく安全な方法で介助しましょう。
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